Taskhubマガジンに弊社代表のインタビューが掲載されました
このたび、生成AI・DX活用事例を紹介する「Taskhubマガジン」にて、弊社代表・甘竹のインタビュー記事が公開されました。
記事では、弊社が開発を進めている独自の3Dシミュレーターについて、開発の背景や仕組み、実際の業務改善につながった点などを詳しくご紹介いただいています。

イタリア漆喰の魅力を、もっと正確に届けるために
イタリア漆喰の魅力は、写真だけではなかなか伝えきれません。
光の当たり方によって変わる艶、見る角度によって生まれる奥行き、手仕事ならではの揺らぎや質感。 これらは、実際の空間で見ることで初めて伝わる部分が多くあります。
これまでは、施工事例の写真をご覧いただいたうえでサンプルをご依頼いただき、職人が一枚ずつサンプルを制作する流れが中心でした。 しかし、同じ色でも艶感やテクスチャーの大きさ、光沢の出方によって印象は大きく変わります。
そのため、完成イメージとのズレを調整するために、サンプル制作を何度も繰り返すこともありました。
画像生成AIではなく、質感を再現するための3Dシミュレーターへ
今回の記事では、弊社が一度は画像生成AIの活用を検討しながらも、最終的には独自の3Dシミュレーター開発へ方向転換した経緯についても触れられています。
画像生成AIは、とても魅力的な技術です。 しかし、建築仕上げ材の提案においては「雰囲気が良い画像」だけでは不十分です。
実際の左官材に近い質感、光の反射、凹凸、金属調の輝きなどを、できるだけ正確に再現する必要があります。 そこで弊社では、物理ベースレンダリング(PBR)を活用し、左官材の質感を3D空間上で確認できる仕組みを構築しました。
お客様が空間写真をもとに仕上がりをイメージし、その内容をもとにサンプル依頼やご相談へ進めるようにすることで、より具体的なコミュニケーションが可能になっています。
サンプル制作の手戻りを減らし、新しい素材との出会いを生む
シミュレーターの導入によって、サンプル制作の手戻りや材料費の削減にもつながってきました。
また、想定していなかった副産物として、これまであまり選ばれてこなかった素材にも注目していただけるようになりました。
シミュレーター上でさまざまな仕上げを試す中で、 「この素材もいいですね」 「この仕上げをもう少し金属調にできますか」 といった、具体的なご相談が増えています。
単なる業務効率化ではなく、イタリア漆喰の新しい魅力を発見していただくためのツールにもなっていると感じています。
職人の技術とITをつなぐ
私たちは、ITやAIが職人の仕事を置き換えるものだとは考えていません。
むしろ、職人の技術をより多くの方に知っていただき、遠方のお客様にも質感や空間イメージを伝えやすくするための手段だと考えています。
イタリア漆喰の最終的な美しさを生み出すのは、今も変わらず職人の手仕事です。 だからこそ、その価値を正しく伝えるために、デジタルの力を活用していきたいと考えています。
取材記事はこちら
今回の取材記事では、3Dシミュレーターの開発背景や技術的な工夫、今後の展望について詳しくご紹介いただいています。 ぜひご覧ください。

手戻りや材料費が半減。画像生成AIを捨てた独自の3Dシミュレーター構築とDX
Taskhubマガジン
https://taskhub.jp/magazine/interview/15248/イタリア漆喰の可能性を、より多くの空間へ
スタッコプラスでは、イタリア漆喰の伝統的な美しさと、現代のデジタル技術を組み合わせながら、より分かりやすく、より安心して素材を選んでいただける環境づくりを進めています。
空間に深みと質感をもたらすイタリア漆喰を、これからも多くの方に届けられるよう、技術と提案の両面から取り組んでまいります。