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イタリア漆喰のホルムアルデヒド低減効果について

弊社製品「GRASSELLO」によるホルムアルデヒドの低減効果を検証しました

2021/06/19
イタリア漆喰のホルムアルデヒド低減効果について

弊社製品「GRASSELLO」によるホルムアルデヒドの低減効果を検証しました

「新しい壁紙や家具から出るホルムアルデヒドが心配」
「ホルムアルデヒドの独特のにおいが苦手」
新築やリフォームの時にこんなお悩みや不安を持たれることはないでしょうか。
実は、一般に漆喰にはホルムアルデヒドを吸着する性質があります。
そこで、重厚感と高級感を併せ持った弊社製品GRASSELLO(グラセロ)で、 ホルムアルデヒドの低減効果を検証し、低減することを確認しました。


今回の記事を読んで頂くことで、弊社製品に感心のある方々に ホルムアルデヒドへの不安を少しでも解消できればと思います。
少々長くなりますが、コーヒーや紅茶を片手にお読みいただければと思います。

ホルムアルデヒドは人体に有害な気体

「ホルムアルデヒドって聞いたことあるけど詳しくは知らないな」 という方も多いのではないでしょうか。
ホルムアルデヒドは、無色透明な気体で、壁紙や家具などの接着剤に含まれています。そして、人体に有毒であり、具体的には以下の事が知られています。

  • アレルギー性皮膚反応を起こす恐れ
  • 強い眼刺激 ・吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こす恐れ・遺伝性疾患のおそれの疑い
  • 発がんのおそれ
  • 神経系、呼吸器の障害
    (厚生労働省「職場の安全サイト:安全データシート:ホルムアルデヒド」における危険有害情報より一部抜粋)
    そのため、ホルムアルデヒドは建築基準法に制限値があるほど、危険な物質です。

漆喰はホルムアルデヒドを無害化する

そんな有害なホルムアルデヒドですが、一般に漆喰からは発生せず、逆に吸着効果があるとされています。
その原理は、以下の通りです。
まず、漆喰の主成分である消石灰が有害なホルムアルデヒド同士をくっつけて変質させます。
そして、最終的には無害な糖類となります。これを「ホルモース反応」といいます。


(「日本化学会誌, 1972, P.2292~2297」を参考にして、中間体の構造を記載してい ます。)
実際に漆喰の主成分である消石灰がホルムアルデヒドを吸着することが報告されています。

「漆喰の文化と化学(<シリーズ>教科書から一歩進んだ身近な製品の化学)」より

ー 弊社製品によるホルムアルデヒド低減効果を確認しました

弊社が扱うイタリア漆喰はデザイン性を出すため、漆喰に大理石や製品によっては樹脂などを混ぜています。
しかしながら、一般の漆喰と同様にホルムアルデヒドの低減効果がある事を「環境技術センター 技術研究所」様のご協力のもと、確認しました。


具体的な検証方法は、以下の通りです。 まず、ガラス容器の中にホルムアルデヒド水溶液と水を入れた容器を設置します。
24時間後、水に溶けたホルムアルデヒドの量を正確に測定します。
弊社製品GRASSELLO(グラセロ)を塗ったパネルを入れた時と、入れていない時で水に溶けたホルムアルデヒドの量を比較します。
水に溶けたホルムアルデヒドの量が少なくなっていれば、ホルムアルデヒドが低減したと判断します。
結果は、以下の通りでした。

  • 漆喰パネルなし:12.0mg/L
  • 漆喰パネルあり:6.4mg/L 分析に関する詳細情報はこちら

    今回の検証は簡易的な条件ですが、意匠性に富んだイタリア漆喰にもホルムアルデヒドの低減効果は「確かにある」ことが改めて分かりました。
    意匠性だけでなく、機能面においても優れた効果を発揮する弊社スタッコ製品を是非ともご検討下さい。